五・七・五の先に、新たな友人との出会い マニアックな講義もたくさん、ここで新たな楽しみを
2025.07.25
受講生 水原良さん2025年度夏学期「先人たちに学ぶやさしい俳句の作り方」(高柳克弘先生)をご受講
俳句の講座に始まり、いつしかスコットランド史まで

退職して時間ができたことから、早稲田大学オープンカレッジに通い始めました。最初に受講した講座は二つで、以前から興味を持っていた「俳句作り」と、絵画を観るのが好きなので「美術史」を選びました。その後は、古代史、仏教史、哲学、経済関係、写真撮影、落語鑑賞、スコットランド史など、興味のおもむくままに色々な講座を受講し、いずれも楽しく学べました。「何かを始めるのに遅すぎるということはない」と言われますが、本当にその通りだと思います。
講座の後「受講生との一杯」は心地よい時間に
俳句作りについて言えば、テレビの人気番組で言うところの「凡人」か「才能ナシ」レベルの自分の作句の進歩は牛歩の如くですが、それでも以前より少しでもマシなものができたと思えるときは嬉しいです。講座の後には、受講生の方々とビールなど飲みながらいろいろな話をすることもあります。先生を交えたクラス全体の懇親会もあり、いろいろな方との交流は楽しい時間です。
他にはない講座数や内容、あなたの興味もきっとある
俳句には「季語」というものがありますが、「季語」を詠むことにより、以前はほとんど知らなかった花の名前や、時候、天文などにも興味を持つようになり、知識が増えました。さまざまな季語を通じて、季節の移り変わりをより感じられるようになったと思います。仕事で海外生活が長かったこともあり、日本の四季の素晴らしさを改めて感じています。早稲田大学オープンカレッジでは、マニアックだと思われるようなテーマも含め、広範囲に渡る講座が開講されています。他の大学でも社会人が学ぶ場はあるものの、講座数や内容は早稲田が群を抜いているのではないでしょうか。スタッフの方々の対応も親切ですし、新たな楽しみを作るにはぴったりの場所だと思います。
