ゴルフ仲間とも“講義の内容”で盛り上がる 多種多様なテーマを学んで身につけた「新しい視点」
2025.03.27
受講生 久保田 丈夫さん、講師 奥山 真司先生2024年度秋講座「社会人のための必修教養講座 地政学」をご受講
工学系出身だからこそ、退職後は「文系」講座を次々と
会社をリタイアしてすぐ、早稲田大学オープンカレッジで学び始めました。もともと大学は工学部電気工学科でしたので、退職後は指向を変え、興味のあった文系の科目を勉強したいと申し込みました。それから現在までに、歴史(古代史・中世史)、金融・経済、中国・インド情勢、地政学、哲学、小説教室、映画、音楽と、さまざまな講義を受講しています。90分の授業が毎回短く感じられますし、少なくとも学生時代には感じていなかった学ぶ喜びや楽しさを知りました。講義の関連書籍を購入して読書をする機会も増えましたね。
お茶会や飲み会もあり、さまざまな年齢層の方と話す機会に
うれしかったのは、学ぶことにより自らのそれまでの考えを再検証し、今までにない「新しい視点」を持てたことです。それは至極の喜びでした。例えば歴史については、主な出来事を年表で把握している程度の知識だったのが、講義で詳細な事実を知ることができました。
テレビの歴史解説番組や大河ドラマなども積極的に見るようになりましたね。学ぶことは、さまざまな物事や世の中を見る視点に多様性をもたらすと感じます。
その他に、これまで何度か講師の方がお茶会や飲み会を講義終了後に企画してくれたことがありました。さまざまな年齢層の方たちと話すことで世代間の理解も深まったと思います。受講生同士のコミュニケーションや交流をもっとしていきたいですね。
「学ぶといえば仕事絡みばかり」から、範囲を限定しない学びへ
先日、ゴルフ仲間に今学んでいる「地政学」の話をし、アジア情勢について意見交換したところ、早稲田大学オープンカレッジに興味を抱いたようです。私の47年にわたる会社生活では「何かを学ぶ」といえば仕事絡みばかりでした。しかし現在のように、範囲を限定しない、さまざまな分野・テーマを学ぶことは、自分に新しい視点をもたらしてくれます。それは新たな喜びにもつながります。早稲田大学オープンカレッジは、講座の分野も多岐にわたります。必ずや皆さんの興味を惹く講座が待っていると思います。