お知らせ サタデーレクチャー ~早稲田の杜の教養シリーズ~
「日本文化体現論―野村萬斎の思想と身体」(竹本 幹夫氏、野村 萬斎氏)

2023.02.10

講座名 講演者 開催日 参加費 会場
日本文化体現論
 ―野村萬斎の思想と身体
竹本 幹夫氏
野村 萬斎氏
2023年04月22日(土)
15:30 – 17:00
3,000円
(消費税込)
早稲田校申込
オンライン申込

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※申込状況により、定員数や教室を変更する場合があります。予めご了承ください。
※本講演会のオンライン受講はライブ配信のみになります。本講演会の収録配信(オンデマンド配信)はいたしません。

【開催日程】

タイトル:
日本文化体現論―野村萬斎の思想と身体
講演者:
竹本 幹夫氏(早稲田大学演劇博物館顧問、早稲田大学名誉教授)
野村 萬斎氏(狂言師、石川県立音楽堂邦楽監督)
会場:
早稲田大学 14号館201教室
定員:
早稲田校(対面) 250名(先着)
オンライン   200名
開催日:
2023年04月22日(土) 15:30 – 17:00
参加費:
3,000円(税込)
申込方法:
2023年2月13日(月) 9:30- より、センターホームページよりお申込みください。
※お申込みに際し、オープンカレッジの会員登録は不要です。
申込締切:
2023年4月21日(金)17:00(定員に達した場合、左記を待たずに締め切る場合があります。)

【講演概要】

野村萬斎は能狂言界を代表する名優であり、演出家としてまた演技者として演劇・映画の世界でも縦横に活躍する、越境する舞台人である。萬斎の身体は伝統文化と現代芸術という、常人には越えがたい壁を易々と乗り越え、演出・制作と出演の両面で、どのような舞台でも観客を喜ばせてしまう。人口の減少率以上に若いファンがどんどん減っているのが、現代日本の伝統文化に共通する現象であろう。現代の伝統文化が抱えるこの深刻な課題に萬斎はいかに向き合って来たのか。黒澤明や蜷川幸雄作品への出演、能狂言版『鬼滅の刃』、萬斎監督の新作映画『虎の洞窟』等々の、過去・現在・未来の成果と展望に触れつつ、その演劇人としてのあり方を探りたい。

【講演者プロフィール】

竹本 幹夫
早稲田大学演劇博物館顧問、早稲田大学名誉教授
博士(文学)。専門は日本中世文学、とくに能。1980年より実践女子大学文学部専任講師、後助教授。1987年より早稲田大学文学部助教授のち教授(〜2019)。2004年、同大演劇博物館館長(〜2012)。2019年より早稲田大学名誉教授。主著に『観阿弥・世阿弥時代の能楽』(明治書院1999)、『風姿花伝・三道』(角川書店2009)他。

野村 萬斎
狂言師、石川県立音楽堂邦楽監督
1966年生。祖父・故六世野村万蔵及び父・野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。3歳で初舞台。東京芸術大学音楽学部卒業。「狂言ござる乃座」主宰。現代劇や映画・TVドラマの主演、古典の技法を駆使した作品の演出、Eテレ『にほんごであそぼ』出演など幅広く活躍。石川県立音楽堂邦楽監督、全国公立文化施設協会会長。

サタデーレクチャー 〜早稲田の杜の教養シリーズ~とは

早稲田大学エクステンションセンターでは、年間1,900を越える「オープンカレッジ」講座に加え、より多くの年代の方々に、より気軽に学びの場にご参加いただけるよう、春・夏・秋・冬の各学期に早稲田・八丁堀・中野の各校にて講演会を開催いたします。
新企画「サタデーレクチャー 〜早稲田の杜の教養シリーズ~」では、いま注目の研究者、専門家をお迎えし、90~120分のセッションで現代社会、歴史、人間、科学など、様々なテーマを取り上げます。ご参加いただくみなさまとともに、課題を分析し、新たな視点から未来への扉を開きます。
土曜日の開催のため、平日はお忙しい方々もお気軽にご参加いただけます。スマートフォンからでも簡単に参加申し込みが可能です。
これを機に、せわしない日常から一時離れ、学びの椅子に腰かけてみませんか。早稲田大学エクステンションセンターは、学ぶ意欲のあるすべての方々をお待ちしております。